コーヒーは「ミルクやクリーム」の種類で味わいが変わるの?

珈琲

こんにちはchocoです🍫
この記事では、私がコーヒー屋さんで働くまで、知らなかった事実を紹介します。

 

その事実とは…
コーヒーのパートナーであるミルクやクリームにも種類がある!

 

コーヒーにミルクを加えて作る「カフェオレ」、エスプレッソにミルクを加えて作る「カフェラテ」など、コーヒーと相性抜群のミルクやクリーム。コーヒーの味わいをまろやかにし、アレンジドリンクには欠かせない存在ですが、いくつか種類があります。

 

ミルクやクリームはどれも同じと思っていましたが、飲んでビックリ!「全然味わいが違う」と感じました。この記事ではコーヒーのパートナーであるミルク・クリームについて詳しくみていきます。

 

牛乳

スーパーやコンビニでもズラーっとならなんでいる牛乳。種類が多すぎてどれも一緒じゃないの?お手頃なのを選ぼう!と購入していた私。ミルクを温めるスチーム練習やラテアートの練習をするようになり、ほぼ毎日牛乳を飲む中で味の違いに気づいてしまったのです。

 

牛の乳を搾ったそのままの状態のものを生乳といいます。じゃぁ、牛乳ってなに?と思いますよね。牛乳とは、生乳を加熱・殺菌処理などをしたものなんです。

 

牛乳は、大きく3つに分類されます。
・水一滴すら加えていないものを牛乳
・脱脂粉乳やクリーム・バターなどを加えた加工乳
・ビタミン・ミネラルなどの栄養分、コーヒーや果汁を加えた乳飲料
全ての素になっているのは「生乳」です。

 

さらに牛乳は5つの種類に分類されます。


塚田牛乳 https://www.tsukadamilk.com/

 

種類別①牛乳
牛乳は生乳をを加熱して殺菌だけしたものです。殺菌する以外は生乳と変わらない本来の味わいに近いことが特徴です。濃厚ながらも後味はスッキリしています。季節によって牛乳の味は変動するため乳脂肪分や無脂乳固形分の%表示に「以上」の文字がついています。

 

種類別②特別牛乳
国から特別な許可を得て製造された牛乳です。優れた飼育環境や特別な牛乳処理施設が必要とされ、濃厚でお値段も高級です。より美味しさを追求して作られた牛乳と考えるといいですね。

 

種類別③成分調整牛乳
生乳から水分・乳脂肪分・ミネラルなどの成分を取り除き、味や栄養価を調整しています。成分を調整することで、味や栄養価をちょうどよくしています。

 

種類別④低脂肪牛乳
遠心分離機などの装置を使って、生乳から乳脂肪分を取り除いています。乳脂肪分が0.5%から1.5%の間と規定されています。

 

種類別⑤無脂肪牛乳
無脂肪牛乳は、生乳からほとんどすべての乳脂肪分を取り除いています。乳脂肪分が0.5%未満のものと規定されていて、ごく微量の脂肪しか入っていません。「低脂肪牛乳」「無脂肪牛乳」はそのまま商品名になっているものが主流です。

 

製菓などにも使われるミルクですが、一般的には種類別「牛乳」・「成分無調整牛乳」が使われることが多く、コーヒーの味わいをできるだけ変えたくない場合もこの2つがおすすめです。

生クリーム

牛乳と同じく生クリームにも種類があり基準が定められています。

クリームとは「生乳、牛乳又は特別牛乳から乳脂肪分以外の成分を除去したもの」で「乳脂肪分が18%以上のもの」と法律で定義されています。

 

生クリームは乳脂肪分の量によって使い分けるのがおすすめです。コーヒーや紅茶などの温かい飲み物は、18%~30%の脂肪分少なめで熱に強い生クリームが最適です。乳脂肪分が高いとコーヒー豆の種類によっては個性を消してしまうことも!浅煎りのコーヒーは濃厚なクリームを入れることでバランスが悪くなることもあります。

 

それ以外にも植物性脂肪を原料に含んだり、添加物が加えられているものなどは、「乳又は乳製品を主要原料とする食品」に分類されるため、「クリーム類」と称されることもあります。商品名もホイップ・フレッシュなど別の名称をつけることもあります。

 

動物性と植物性の違い

生クリームの種類には大きく分けて動物性・植物性と2種類あります。味わい・日持ち・価格など違いがあります。

 

①動物性
乳牛から作られる純粋なクリーム。動物性のことを生クリームと呼びます。

味わい:生クリームは何といっても、風味やコクが豊かです。

日持ち:消費期限は10日ほど。鮮度も味に影響する為、なるべく早めに使い切る!

価格:生乳を原料とした生クリームは、全体的に価格が少々お高めです。

 

②植物性
乳脂肪のかわりにヤシ油などの植物油脂を利用して人工的に作ったクリーム。植物性のことをホイップクリームと呼びます。

味わい:軽くさっぱりした味わいが特徴。コクや風味は生クリームに劣りますが、その分マイルドであっさりした味に仕上げることが可能!

日持ち:消費期限は2カ月ほどする為、買い置きしておくには便利です。

価格:動物性の乳脂肪に比べ価格が安い。

 

コーヒーに合わせる生クリームとして、動物生生クリームがおすすめです。お財布と相談しながら自分好みのクリームを見つけるのも、また一つの楽しみですね♪

その他のクリーム

・粉末クリーム



生クリームを粉末状にしたクリーム。「クリーミングパウダー」とも呼ばれます。動物性と植物性のものもあり、瓶や袋に入っているものの他に1回分で使えるスティックタイプもあります。

 

・ポーションミルク


よく見かけるポーションミルク。密封容器に5㎖ほど入ったクリームです。「コーヒーフレッシュ」とも呼ばれます。植物性の物が多く動物性に比べ味わいは淡白ですが、保存性が高く手軽に持ち運べる為、キャンプやアウトドアに持っていくのに大活躍です。

まとめ

普段何気なく使っているミルクやクリームですが、種類に注目して飲み比べると新しい発見があるかもしれません。ブラックコーヒーを飲んだ後にミルクを加え、味に変化をつけるのも二度楽しめます。コーヒーの味わいをそのまま楽しみたい場合は成分無調整の牛乳をぜひ選んでみてください♪

 

そして最後に道産子の私からひとこと言わせて下さい(笑)セーコーマートの牛乳は本当に美味しい!おすすめです!まろやかでコクがあるのにクセがない。飲みやすいので機会があればぜひお試しください♡

 

美味しさの幅が広がるアレンジコーヒー!素敵なコーヒータイムをお過ごしください☕️

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