アメリカンコーヒーとアメリカーノの違い

珈琲

こんにちはchocoです🍫
この記事では、私がコーヒー屋さんで働くまで、知らなかった事実を紹介します。

 

その事実とは…
アメリカンとアメリカーノって違うの?!

 

コーヒー屋さんで働き始めて、お客様から「アメリカーノ下さい」と言われたり、「アメリカン下さい」と言われたり、同じものだと思っていました。

 

正しい名称はどっちなんだろう?と思っていたら、全くの別物だということを知り驚きました!(知ったときには時すでに遅し。何人かのお客様に謝罪したい。)

 

そもそも「アメリカのコーヒーなの?」「アメリカ発祥なの?」と名前に関しても疑問を持つ私。私の中で謎が多いコーヒーでした(笑)
この記事では、アメリカンコーヒーとアメリカーノについてご紹介します☕️

 

アメリカンコーヒーとは

アメリカンコーヒーとは、浅煎りコーヒー豆を使ったコーヒーのことをいいます。よくお客様に「薄いコーヒー下さい」と言われることがありますが、厳密にいうと薄くしているわけではないんです!焙煎度合が浅いコーヒー豆を使っている為、酸味のありスッキリした味わいを楽しめます♪

 

深煎りのコーヒーだとコク深く、苦いイメージがあるので、浅煎りのコーヒー豆を使ったアメリカンコーヒーは薄く感じるのかもしれません。

 

由来:諸説ありますが、ヨーロッパ人がアメリカ大陸を開拓している時に生まれた飲み方だと言われています。コーヒー豆はあるけれど高度な抽出器具がなかった為、必然的に薄めのコーヒーが飲まれるようになったようです。

アメリカンコーヒーは和製英語であり、日本独自の名前なんです😵海外ではアメリカンコーヒーは存在しません。(衝撃)

 

焙煎度合の浅いコーヒー豆を購入すれば、おうちでもアメリカンコーヒーが楽しめます♪

アメリカーノとは

アメリカーノとは、エスプレッソをお湯で割ったコーヒーです。
お湯で割っているので薄いと思われがちですが、コーヒー店によって湯量が違ったり(一般的にはエスプレッソ1:お湯3が多いようです)エスプレッソの豆が深煎りなのか浅煎りなのかでも味わいが変わります。

 

「エスプレッソは苦い!」という印象を持つ方も多いはずですが、お湯で割ることで苦さが和らぎ、口あたりがまろやかになります。
エスプレッソにはコーヒーの旨味が凝縮されているので、コク深いのに飲みやすく後味がスーッとぬける印象です!

 

由来:諸説ありますが、第二次世界大戦中、ヨーロッパに駐屯していたアメリカ人がいつも飲んでいるコーヒーに似せるため、エスプレッソにお湯を加えたことが始まりと言われています。

エスプレッソはヨーロッパでは一般的なコーヒーの飲み方ですが、他の国ではメジャーではなく馴染みがなかったんですね!

 

とは言いつつ、日本のお隣の国「韓国」ではアメリカーノが人気のようです!私の働いているコーヒー屋さんでも韓国人がアメリカーノを注文する確率が確かに高いです!(違いを知らなかった私は、過去にアメリカンコーヒーを出してしまったことを思い出しました。謝罪したい。)

 

エスプレッソマシンがないとお家では作れない為、コーヒー店でアメリカーノをみつけたら一度試してみてください♡

 

アメリカーノは、ホットもアイスもありますが、個人的にはアイスアメリカーノが好きです😋コク深いのに後味が爽やかで飲みやすいです!

 

※コーヒー屋さんによっては、アメリカーノをホットコーヒーとして提供している所もあります♪

 

まとめ

アメリカンコーヒーとアメリカーノは名前が似ている為、同じものと思われがちですが、違いを知るとどちらも飲んでみたくなりますよね!
抽出方法も違うため、ぜひコーヒー屋さんでみつけたら違いを楽しんでみてください♡

 

・アメリカンコーヒーは浅煎りのコーヒー豆を使ったコーヒー
・アメリカーノはエスプレッソを抽出してお湯で割ったコーヒー

 

自分好みのコーヒーをみつけて、コーヒーライフを楽しみましょ☕️

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