よく聞く「サードウェーブコーヒー」ってなに?

珈琲

こんにちはchocoです🍫
この記事では、私がコーヒー屋さんで働くまで、知らなかった事実を紹介します。

 

その事実とは…
よく聞く「サードウェーブコーヒー」ってなんのこと?

 

日本のコーヒーシーンはサードウェーブに突入!なんて言葉を聞いたことがあるけど、一体なんのこと?と思っていました。突入と言うからには、きっと第1の波・第2の波があるんだろう..

 

日本のコーヒーは、アメリカの影響を強く受けており、時代の変化とともに進化していることが発覚☆今流行りの「サードウェーブコーヒー」について詳しくみていきます!

 

サードウェーブとは?

サードウェーブとは、コーヒー界でいう第3の波をいいます!(第2波・第3波とよく聞く2020年。コロナの影響もあり、この言葉しっくりきますね)元々は、アメリカに3度訪れたコーヒーの新しい時代の傾向を指す言葉です。アメリカで流行った後、日本にその時代がやってくるため、日本のムーブメントは少し遅れてやってきます。

 

コーヒーの味わい?メーカー?器具?お店の名前?と、言葉の意味を知りませんでしたが、コーヒームーブメント♪

日本のコーヒーは明治時代から現代に至るまで、アメリカのコーヒーの影響を受けています。さすが先進国アメリカ!流行最先端といったところでしょうか♪

 

だけど…ファーストウェーブ・セカンドウェーブがどんな波なのか知らない私はなんのこっちゃ〜って話ですよ(笑)日本とアメリカの歴史と一緒にファーストウェーブ・セカンドウェーブについて詳しくみていきます。

 

ファーストウェーブ

19世紀後半〜1960年代
コーヒ大国アメリカでは、浅煎りのアメリカンコーヒーがたくさん消費されるようになりました。コーヒーの大量生産が可能になったのが、ファーストウェーブ☆この時代にスイスのネスレなどからインスタントコーヒーが発売され、家庭でもコーヒーが一気に飲まれるようになりました。
アメリカンコーヒーとアメリカーノの違い

 

実は、インスタントコーヒーを発明したのは日本人!シカゴに在住していた日本人科学者の加藤サトリ博士だといわれています。(1899年に開発しましたが、特許を取らなかった)

 

日本では…
1888年(明治時代中頃):東京に日本初のカフェ「可否茶館」が誕生。明治時代後期には続々とカフェが開店しコーヒーが日本人の身近な存在になりました。

 

1969年:缶コーヒーの誕生!缶コーヒーを開発したは、UCC上島珈琲の創業者である上島忠雄氏。発売当時は付属の缶切りで缶に穴を開けて飲むタイプでした。

 

セカンドウェーブ

1960年代〜1990年代後半
シアトル系のカフェ登場!浅煎りのアメリカンコーヒーから深煎りのコーヒーが人気になり、エスプレッソが普及されました。

 

カフェラテやカプチーノなどエスプレッソのアレンジメニューを中心に提供するのがシアトル系カフェ。1971年にアメリカ・シアトルでスターバックスが開業し、大きな変化をもたらしました。スターバックスやタリーズが有力になった時代がセカンドウェーブ☆

 

アメリカから30年ほど遅れて、1996年東京銀座に日本1号店のスターバックスがオープン!コーヒー片手に街中を歩くスタイル、テイクアウトもシアトル系カフェの特徴的なスタイルです♪

 

日本では…
1970年〜1980年代:喫茶店ブーム!豪華な内装の喫茶店や音楽を流す喫茶店など、さまざまなコンセプトの喫茶店が登場しました。

 

サードウェーブ

1990年代後半〜
コーヒー豆を重視!産地の個性を存分に引き出し、バリスタが1杯ずつハンドドリップで抽出するカルチャーがやってきました。サードウェーブ誕生の背景にはダイレクトトレード、シングルオリジンなど世界で広まっている新しいコーヒー文化の影響もあるとされています。

ダイレクトトレード:中間業者を通さず、直接生産者の方から買い付けること
ブレンドコーヒーとシングルオリジンの違いとは?

 

日本では…
2015年:ブルーボトル旋風!ブルーボトルコーヒーの上陸をきっかけに、サードウェーブという言葉が浸透しました。初の海外進出ということもあって、注目されていました。

 

東京の清澄白可にオープンした1号店は、店内で焙煎したコーヒー豆を一杯ずつ丁寧に淹れてくれて、こだわりのコーヒーが味わえると大ブーム!

 

こうして歴史をみると、ファーストウェーブ・セカンドウェーブ・サードウェーブとコーヒーはどんどん進化しているんだなと感じますね♪

 

まとめ

現在、日本のコーヒー輸入量は世界で第3位!アメリカに比べるとまだまだコーヒー文化は遅れているようにも感じますが、コーヒーを楽しむ文化が広まり新たなコーヒーファンが増加していると感じる今日この頃です。(私もその1人)

 

コーヒーの味わい・香りを楽しんだり、目で見て楽しめるラテアートを楽しんだり、幅広い世代に人気のあるコーヒーは誰もがワクワクする飲み物ですね♪

 

サードウェーブの次にくるのは一体どんな時代なのか…まだまだコーヒーの魅力は無限ですね☕️

 

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